こんにちは!
作業療法士の矢口です。
梅雨に入り、しとしとと降る雨とともに湿度の高い日が続いています。今年は例年に比べても気温が高く、まるで夏が一足早くやってきたかのようですね。
この時期、特に注意したいのが「高齢者の暑さ対策」です。
高齢になると、暑さやのどの渇きに対する感覚が鈍くなりやすく、知らないうちに脱水症や熱中症になってしまうことがあります。さらに、持病や薬の影響で水分代謝が変化している方も多く、より細やかな配慮が必要です。
高齢者のための暑さ・湿気対策ポイント
1. 水分補給は「定期的に」
のどが渇いたと感じる前に、1~2時間おきに少量ずつ水分をとるのが理想です。
お茶や水だけでなく、味噌汁、スープ、ゼリー、果物など「食べる水分」も効果的です。利尿作用のあるカフェイン飲料(緑茶・コーヒーなど)は控えめに。
2. 室内の温度・湿度をチェック
エアコンは遠慮せずに使用を。目安は室温28℃以下・湿度60%以下。
サーキュレーターや扇風機と併用すると効率よく涼しくなります。
冷房が苦手な方は、朝晩の涼しい時間に換気をするのも効果的です。
3. 服装は通気性・吸湿性の良いものを
綿や麻などの自然素材の衣類がおすすめ。
お腹や首を冷やしすぎないように、薄手の羽織りものがあると安心です。
4. 食事は「3食しっかり」と「栄養バランス」を意識
暑くなると食欲が落ちがちですが、タンパク質やビタミン・ミネラルをしっかり摂ることで、暑さに負けない体を保てます。
冷たくて食べやすい豆腐、そうめん、野菜の煮びたしなども活用しましょう。
5. こまめな休憩と睡眠を大切に
体が疲れていると、暑さに対する抵抗力も弱まります。昼寝を取り入れる、寝室の温度を快適に保つなど、質の良い休息を意識しましょう。
燕も週末に巣立っていったようで。
週明けに巣を見たらいなくなっていました。
また来年も会えることを期待したいと思います!
今日はこの辺で。
最後までご拝読ありがとうございました。
ではでは~